10月12日(日)に開催予定の「早朝の戦場ヶ原・小田代原ハイキング」の下見に行ってきました。
今日の日の出は5:37、赤沼を出発したのは5:30頃だったため、太陽はまだ見えないものの林内は明るくライトは要らないくらい。
今の時期、戦場ヶ原では太陽が男体山越しに登るため、だんだんと男体山から戦場ヶ原をはさんで反対側の白根山方面に赤々と朝日が差してきたのが見えました。
この時は温度計では5℃(体感ではもっと寒かったように感じました……)まで冷え込みました。冬用の手袋を持ってきて大正解!
さらに、戦場ヶ原の放射冷却の影響を受けた開けた場所では氷点下まで下がったのでしょう、昨日の雨でぬれた木道に薄く氷が張っていました。
(私も何度か滑りましたので、油断していると簡単に転んでしまいます)
赤沼駐車場から徒歩40分ほどの展望デッキでは、男体山の山頂付近から、日の出時刻から1時間以上遅れての日の出。
撮影機材を用意しながら、寒さを存分に感じながら、デッキ到着から40分ほど日の出を待機。
日差しを浴びると、フリースを着ても手袋をしてもまだ寒かったのが嘘のように暖かくなり、高度の低い強い陽光で周囲の色や雰囲気も変わっていきます。
戦場ヶ原の草紅葉は、今まさに見頃でオレンジ色に染まっていますが、朝の暖かい色の光に照らされると、より濃く染まって見えました。
(日の出の様子(タイムラプス動画)も、博物館のXでぜひご覧ください♪)
そのあと、8:30頃に小田代原へ回ってみると、陽光にはまだ暖かさが残っており、オレンジ~赤色が強くなってきたホザキシモツケをより鮮やかに見せてくれました。
戦場ヶ原~小田代原をつなぐミズナラの森では、緑色がだんだん薄れ始めたミズナラの大木と、
まだまだ緑優勢の森林で、はっとするほど鮮やかに色付いたツタウルシが目を楽しませてくれました。
今度の早朝ツアーは10月12日(日)のため、ミズナラは部分的にもっと黄葉が進み、草紅葉の色も深まっているのではと想像。
紅葉は一度スイッチが入るとどんどん進んでいくので、様相が変わっていくのが楽しみです。(山)
こんな風に、日の出~朝の湿原と森の雰囲気をのんびり楽しみながら、ガイドと一緒に散策しませんか?
天気によっては、朝霧や朝もや、霜できらめく湿原、朝焼けに染まる雲など、千差万別な景色を楽しめるかも。
詳細は下のタイトルをクリックしてご覧ください。
令和7年10月12日、11月2日(日)5:30~8:45