今回は、赤沼情報センター発着の低公害バスの路線「日光市道1002号線」沿いの紅葉の様子を確認してきました。
10日前にも同じところを見て歩いたのですが、さて変化はどうでしょうか。
まず初めに終点の千手ヶ浜。
浜に出てすぐ、中禅寺湖北岸方面を見てみると
ヤマブドウなど早めに色づくものがうっすらと赤く見え始めていますが、それ以外はさっぱり。
中禅寺湖南岸方面はというと
こちらも同様にまだ紅葉というには早すぎる様子であまり変化は見られませんでした。。
続いては西ノ湖周辺。
西ノ湖バス停から西ノ湖にかけて広がるカラマツ林は、まだまだ色づきは始まっていませんでした。
ですが西ノ湖では、湖畔沿いのハルニレやヤチダモが色付き始め。水辺のスゲ類等の植物も緑が徐々に抜け、より秋を感じる色合いに。周りの山々の木々の紅葉も楽しみになりますね。
最後はイチオシ、小田代原!
こちらは、草紅葉の色合いがより深まり、湿原が美しい縞模様になっていました。今回は雨が降っていましたが、日差しが無く、しっとり濡れていたことで発色が良く、鮮やかなグラデーションの草紅葉を堪能できました。
他にも、ズミの実や葉も大分赤味を帯びていて草紅葉と共に湿原を彩っていました。
こちらも雨の日ならではの雫が実から垂れ下がっている可愛らしい姿を見ることができました。
草紅葉の赤い色合いは、霜が降りてしまうと傷んでくすんだ茶色へと変わってしまいます。
奥日光は段々と気温が低い日が増えてきているので、なるべく綺麗なうちに見に来てくださいね!
日光自然博物館では奥日光の秋を楽しむイベントを開催予定!
今回ご紹介した小田代原の草紅葉を主軸に秋の自然を楽しむイベントや
秋の戦場ヶ原を短時間・短距離で楽しむイベントなど多数企画しています!
詳しくはホームページをご覧ください。
おまけ
低公害バス路線では、ツタウルシの葉が所々で真っ赤に紅葉しています!
良く目立つので、ぜひ車窓から探してみてくださいね♪