日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

    2023.12.19
    奥日光冬が本格化!?積雪の様子

    寒気の影響で全国的に厳しい寒さや初雪が観測されています。

    17日には中禅寺湖周辺でも一日中雪が舞っていましたが、風に飛ばされて路肩に多少吹き溜まる程度でした。しかし、湯元方面の山はしっかり積雪しているように見えたので、湯ノ湖と小田代原の積雪状況を確認しに行ってきました。

    小田代原の地面は雪で覆いつくされていますが、植物が埋もれる程ではなく枯れ草や葉が落ちた木々に雪の白が加わって、コントラストのある美しい風景を演出していました。

    木道上の積雪は約5cmで、スニーカーなどでは靴の中に雪が侵入してしまう恐れがあるので、スノーブーツもしくはスパッツの着用は必須です。

     

    展望台から10分ほど歩いた先では、左側斜面に面白い光景が見られました。

    生い茂る笹と雪の積もった斜面が綺麗に分かれていました。この境目にはシカ侵入防止柵が張られていて、斜面側はシカの食害によって下層植生が失われたエリアです。雪がまだ少ない今だからこその美しい景色ですが、奥日光の抱える問題が垣間見えるなんとも複雑な景色です。

    続いては湯ノ湖の様子。

    湯ノ湖の山側歩道や国道側の木道でも、小田代ヶ原と同様に、5cm程度の積雪がありました。

    また、気温もかなり低かったようで、湯ノ湖にそそぐ白根沢は表面が完全に氷におおわれていました。いよいよ本格的な冬の到来を感じさせてくれる景色に出会うことが出来ました。

     

    冬の奥日光では気温が-10℃程度まで冷える事があり、加えて強い風も吹きますので、体感温度はぐっと下がります。お越しの際は肌の露出部を極力なくし、暖かい飲み物なども用意して、快適に冬の自然をお楽しみください。(鈴)