日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

    2023.10.27
    新・山の上からこんにちはvol.535

    奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしています。

     

    *********************************************************

     

    今朝の天気は晴れ、気温は7℃。(8:00時点)

    ※下記の情報は10月25日(水)時点のものです。

     

    奥日光の紅葉は後半戦に入り、いよいよ中禅寺湖畔でも見頃を迎えています。今回は、そんな中禅寺湖畔の紅葉を楽しむために遊覧船に乗ってきました。

    船の駅中禅寺を出発すると、まず目の前にそびえる男体山の山麓が広く見えてきます。この辺りで多く生えているミズナラは、黄色からだんだん茶色へと移り変わっていましたが、枯れているというわけではなく、日の光を浴びて綺麗な赤茶色に山肌を染め、まるで山全体が燃えているかのような圧巻の景色を演出していました。

    船が進み、角度が変わるにつれて見える形も変わっていく男体山と紅葉の景色を楽しみつつ、菖蒲ヶ浜に到着すると、船は中禅寺湖の南岸方面へ進路を変えて、上野島や八丁出島に向かいます。

    南岸の山肌や八丁出島は、黄色や赤、黄緑など、様々な色に染まる山肌がとても美しい眺めです。せっかくなので、大使館別荘記念公園で下船し、周辺の森の中を散策することにしました。

    森の中の遊歩道には、色とりどりの落ち葉があり、拾い集めて比べてみると、色や形は実に多種多様で、それだけ多くの樹種が集まって一つの美しい風景を作り出しているんだなあと改めて実感しました。

    そして、美しい紅葉に紛れるようにして、木々は実りの季節を迎えており、木の実を求めて木々の隙間を忙しく移動する野鳥の姿もありました。また、周辺にはサルやシカなどの野生動物も生息していており、それだけ多くの生き物を支えられる自然だからこその、美しい紅葉が奥日光にはあるのだと思います。

    今回は船を降りてから約30分歩いて折り返しましたが、折り返し地点の狸窪では、浜辺に出来た水たまりに男体山と八丁出島の紅葉が映りこんでいました。

    やはり景色として楽しむ紅葉はもちろん素晴らしいですが、時には景色の中まで入り込んで、その景色が支える自然そのものを体感してみるのも良いのではないでしょうか。(鈴)

     

     

    ~お知らせ~

    日光自然博物館では、奥日光の自然や歴史を満喫できる各種ツアーを多数企画しています。

    ガイド付きでないと入れない道や、森の奥にある秘滝を目指したり、初心者さん大歓迎のお手軽ツアー、バードウォッチングなどなど盛りだくさん!!

    ラインナップはコチラ→ 10月 11月 12月

    (いずれも先着順となっておりますので、ご希望に添えない場合はご容赦ください。)