日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2018.12.14
新・山の上からこんにちはvol.292

奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、
カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。

 

■ 今朝の奥日光の天気は晴れ+ふっかけ(風花)、気温は-4℃。(博物館周辺 8:00時点)

 

ビッグニュースです!

「戦場ヶ原でのハイキング」が、ミシュラン・グリーンガイド二つ星として掲載されました!★★

ミシュラン・グリーンガイドプレスリリース(←クリックするとページに飛びます)

他にもイタリア大使館別荘記念公園や、中禅寺湖クルージング、星はついていませんが日光自然博物館も掲載されています。

 

ミシュランガイドをご覧になって戦場ヶ原へお越しになる方のために、今回は戦場ヶ原満喫コースを3通りご紹介します。

現在は赤沼駐車場が冬季閉鎖中なので、三本松駐車場に車を置いて出発します。

 

【その①】一番お手軽・戦場ヶ原展望台(所要3分)

駐車場からすぐ。スロープも設置されていますので車いすなどでもアクセスが可能です。

 

 

【その②】ちょっと余裕のある方向け・わたすげデッキ往復(所要1時間)

三本松から赤沼まで国道を歩き、自然研究路を15~20分ほど歩いて到着するデッキに出れば、戦場ヶ原越しに男体山もこの通りご覧いただけます。

 

ただ、道には取材前夜の降雪で最大8cmほどの積雪があり、さらに当日は気温3℃+強めの陽射しで溶け、みぞれ状態になっていました。

スノーブーツや、登山靴+スパッツのような防水性のある滑りにくい靴が必要です。

写真など詳細は12/12の記事へ(←リンクをクリックすると飛びます)

 

 

【その③】戦場ヶ原・小田代原をまるっと楽しむ(所要4時間弱)

私のイチオシ! わたすげデッキで引き返さず、湯川沿いを歩いていきその先の森林を抜けて小田代原へ行くルートです。

(木道から湯川を撮るのにうってつけのポイントもいくつかあります。探してみてはいかがでしょう)

 

ミズナラ・モミの森林では、溶けた雪が雨のように滴る音が、カラマツに囲まれた小田代原の周回歩道では、冬鳥であるツグミやアトリの群れのおしゃべりが聞こえ、道中とても賑やかでした。

 

 

小田代原の展望台付近から。連山がさらに遠く、壮大に見えます。

 

 

小田代原~赤沼へ戻る小田代歩道も森に囲まれていますので、道をはずれないで自然物にさわる体験もできます。

ミズナラやマツ類のガサガサ樹皮も温かく感じるんですよ。すべすべのカバノキ類と比較すると分かりやすいです。厳冬期の私のオススメです。

 

景色を「見る」のも勿論良いですが、それだけで終わりにせず「聴く」「さわる」などの感覚を使って、ミシュラン二つ星の戦場ヶ原ハイキングを楽しんでみてくださいね。(山)

 

 

○○○自然体験イベント情報○○○

冬の自然体験イベント、参加者募集中です!(事前申込制)

参加者特典として、日光アストリアホテルの日帰り入浴割引がついています。

 

● ちびっこスノーシュー

平成31年1月26日(土)10:00~12:00

親子対象のライトなスノーシュー体験。4歳からご参加いただけます。

● 親子で雪の運動会

平成31年1月27日(日)10:00~12:45

雪上ならではの競技でチーム戦を行ない、優勝を目指します。

● スノーシューで雪の森へ!

平成31年2月2,16,23日(土)10:00~14:30

自然解説員の案内で、一日たっぷりスノーシューを楽しめます。

● 雪上ナイトハイキング

平成31年2月16日(土)19:00~21:00

雪の森で開催するナイトハイク。動物や星空が見られるかも知れません。

 

◇◇企画展情報◇◇

◆ 明治150年「地域の記憶展 明治の山峡-華厳のひびき-」

平成30年11月24日(土)~ 平成31年2月17日(日) ※休館日を除く

華厳滝に心動かされた、また滝で地域活性化を図った人々の思いが詰まった、様々な作品を展示しています。