日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2018.08.20
中禅寺湖北岸

昨日は竜頭ノ滝下から北岸を歩き、千手ヶ浜まで自然情報収集をしてきました。

 

少し風は強いですが、ゆったりと散策をスタート。

歩き始めてすぐにアオゲラが出迎えてくれました。

 

 

アオゲラはキツツキの仲間です。奥日光にいる他のキツツキとは色が異なるので見つけると分かりやすい鳥です。

目元の黒色や背中の黄緑色が薄いので今年生まれた子かもしれません。元気に育ってほしいですね。

しばらく湖畔を進むと斜面に赤くきらきらした何かが。

 

ミヤマニガイチゴでした。実が鮮やかでまるで宝石のよう、とてもおいしそうです。

またしばらく進むと次は青紫色の花と遭遇。

 

カリガネソウです。名前の由来はその名の通り、雁(かりがね)に似ているから。

横から見るとよく分かります。

 

前に突き出ている雄しべが雁の頭のように見えますね。

そしてたっぷりと花や野鳥を楽しんでいると、あっという間に千手ヶ浜に到着。

 

昨日は風が強かったので白波が立っていましたが、景色は良好。男体山も雄大な佇まいです。

もっとこの景色を眺めていたいところでしたが、徐々に風が強まり逃げるように森の中へ。

ふと黄色いものが目に飛び込んできました。

 

マルバダケブキの群生です。

 

葉も花を大きく、茎の高さも1mを越えます。群生していると存在感があり、見ごたえのある花景色を見ることができます。

しかし痛みがかなり進み始めていますので、早めに足を運んでいただくことをおすすめします。

 

コバルトブルーの羽が鮮やかなミヤマカラスアゲハや他の虫たちもせっせと蜜を集めていました。

 

北岸は木陰をのんびりと散策でき、かつ湖畔の美しい風景を楽しみながら歩くことのできるおすすめコースです。

秋の気配が漂いつつある奥日光ですが、花もまだまだ楽しんでいただけます。

湖畔に打ち寄せる波の音を聞きながらこの機会に歩いてみてはいかがでしょうか。(梅)