日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

2023.04.07
新・山の上からこんにちはvol.508

 

奥日光の自然情報を中心に、日光の最新の話題、さらに日光自然博物館のイベント情報を、カテゴリー「新・山の上からこんにちは」の記事として毎週金曜日にお伝えしていきます。

 

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今朝の天気は 、気温は ℃。(8:00時点)※下記の情報は4月5日(水)時点のものです。

 

今回は赤沼から湯滝まで、戦場ヶ原を通って歩いてきました。

 

最近の博物館のブログでご紹介したときは、まだ雪どけの影響でぬかるみがひどかった赤沼周辺の土の道は

まだ少しだけぬかるみが残っているところもありますが、ぐちゃぐちゃになっているというよりは少し濡れている程度。

トレッキングシューズだけで問題なく歩けちゃいます!

 

歩いているときにふと、顔を横に向けてみると…

カラマツの新芽が膨らみ始めていました!

私はちょうどこの状態の、ほんのり黄金色に輝いているような姿が大好きで、毎年楽しみにしているんです。

カラマツに限らず、「もうすぐ開くかな?」というわくわく感も楽しめちゃうのが新芽の楽しいところですよね。

 

そのまま木道を進み、泉門池に到着。

このあたりの歩道もぬかるみはなく、歩きやすくなっています。

 

一休みして、湯滝へ向かいます。

その途中、森の中を通る迂回路にて周囲のささやぶから「ガサガサっ」という足音が聴こえてきました。

正体はニホンザル。

 

良く見渡してみると、かなりの数のおおきな群れが森の中に広がっていました。

その中でも子ザルが多く、枝にぶら下がったり、追いかけっこをしたりして遊んでいるのが目立っていたんです。

調べてみるとちょうど4月頃から子育てが始まるんだそうです。

野生の猿と聴くと、作物を荒らしたり、人から物を獲ることがあったりと、マイナスなイメージを持たれがちですが

今回は本来の自然のままの姿を間近で見ることができました。

 

この森の中を通る迂回路は、前述のように野生動物と出会えることもあるのが魅力です。

ですが反面、近づきすぎてしまうという危険もあります。

もしも出会えた時は刺激しない様に、離れたところから観察しましょう。

 

最後にコースのご紹介!

今回歩いたコースはこちら!

赤沼から、戦場ヶ原を通り、湯滝まで抜けるコースです!

湯滝の駐車場も4月4日から解放となっていますが、お手洗いや売店はまだ利用できませんので注意です!

 

最近は段々と春めいて生きたとはいえ、油断はできません。日陰や、急に吹く風からはまだまだ寒さを感じます。

休憩時やもしもの時にすぐに着られる上着はしっかり持ち歩きましょう!(輪)

 

 

★★★日光自然博物館リニューアルオープン情報★★★

日光自然博物館は、展示を新たに3月31日にリニューアルオープンいたしました!

新しい展示は、最新の映像技術を用いて撮影した美しく、そして大迫力の映像でお楽しみいただける体験型展示となっております。

また、リニューアルオープン記念と致しまして、新たな展示とあわせてお楽しみ頂ける

企画展「奥日光絶景めぐり写真展」も開催中です!

会場にある地形模型では、日光自然博物館の自然解説員オススメの絶景スポットもご紹介!

皆様のお越しを、日光自然博物館スタッフ一同心よりお待ちしております!

 

※営業時間は9:00~17:00となります。ご注意ください。

※最終入館は閉館時刻30分前です。

※4月は月曜日(祝日の場合は翌日以降の平日)が休館日です。

 5~11月は曜日に関係なく開館いたします。