日光自然博物館

BLOG 戦場ヶ原からこんにちは

    2018.05.05
    湯ノ湖と光徳周辺

    今日は湯ノ湖一周と光徳沼周辺を歩いてきました。まずは湯ノ湖一周。コースタイムは約1時間強。

    強風とぱらつく雨。上を見上げると金精峠方面がまたもや雪景色に。

    幸先が悪いなかでしたが、早速気になるアズマシャクナゲを発見。

     

     

    つぼみが大分膨らんできましたね。気の早いものは咲き始めているものもありましたが、全体的の見頃はまだまだのようです。

     

     

    オオカメノキの花は見頃を迎えていました。

    あまり話題に上がらない花ですが、可憐な白い花を咲かせ夏には大きな丸い葉をつける面白い木です。

     

    オオヤマザクラとミネザクラも見頃を迎えています。雪山とサクラのコントラストが不思議な感じ。

     

     

     

    次に光徳沼周辺。コースタイムは1時間ほど。光徳牧場の周辺をぐるっと回りながら光徳沼まで行きました。前半の湯ノ湖の天候とはうって変り、風は強いままでしたが気持ちの良い青空が顔を覗かせてくれました。

     

    そのまま光徳沼に行くと、

     

     

    オタマジャクシがうじゃうじゃと!

    大きくて茶色いのがヤマアカガエル、小さくて黒いのがアズマヒキガエルのオタマジャクシです。しかし、生まれて間もないときにはこんなにもたくさんいるのにカエルになり次の子孫を残せるのはごくわずかだと思うと少し寂しい気持ちになります。

    ガマ合戦の観戦も思わず、がんばれと応援したくなりますね。

     

    そしてもう1つ、春本番への訪れを感じさせてくれるものに出会いました。

     

     

    カラマツの芽吹きです。小さくてとても可愛らしいですね。バトミントンの羽のようにも見える面白い形をしています。

     

    新緑と聞くと春本番が近づいてくるのを実感します。これからも徐々に緑色で鮮やかに染まる奥日光が楽しみです。(梅)